京都市伏見区N様邸の全面リフォームが始まりました☆
N様邸のご実家なのですが、しばらく空き家となっておりました。
今回リフォームをしてN様ご家族でお住まいになられるという事になり、ご相談頂きました。
お家は京都ならではのうなぎの寝床と言われる造りで、間口は狭く奥行が長い敷地です。
内部の間取りは和室が多く、
壁や襖も汚れやくすみが
目立ちます。
水廻りはタイル貼りが多く、
キッチンは据え置き型で
古いタイプなのでワークトップの
高さも最近の物よりもやや低い
と思われます。
2階には1室だけ洋間があります。
その洋間から出られるようになっている
バルコニーへはかなりの段差が・・・。
この段差もリフォームの際には
解消したいですよね~。
内装は土壁なので汚れやくすみは
気になりませんが、2階の和室は
洋間にリフォームする予定なので
クロスに生まれ変わります。
さあ、解体が始まりました。1階も2階も
スケルトンです・・・。
床下状態もよく特に大がかりな修繕の必要もなかったので束石を整え、床組みの作業に入っていきます。
1階北側にあった洗面スペース兼廊下部分は少しだけですが拡張します。
床組みの作業と同時に増築部分の屋根造りの様子です。
屋根が出来たので、防水シートを敷き、板金の屋根材を載せていきます。
床板を入れる前に防蟻処理をしておきます。防蟻処理が終わり床板を敷いていきます。
増築部分には壁ができ、サッシも入りました。格子付のサッシ側には浴室、
大きな掃出し窓には洗面脱衣室という間取りの予定です。
南側の玄関横にはおトイレがあったのですが、おトイレは移設するので解体。
道路側に面する壁も新しくするので解体しました。
キッチン横にあったサッシは新しい物に入れ替えました
トイレ解体後広くなった玄関スペースには明るい南側の光を取り込めるように少し大きい目の窓を設けました。
1階部分の工事現場中継をお送り致しました。
N様邸は両隣に家が隣接している為、窓が設けられません。
南北の2箇所の窓は採光・採風面でもとても重要です。
少しでも室内を明るく、そして風通しよく快適にお過ごし頂ける家づくりを心掛けて
引き続き作業に励みます。次回は2階部分の様子をお伝えしていきますのでお楽しみに~