京都府向日市K様邸 屋根改修工事 Vol.1
OB様からの依頼で「今年の雪で樋が外れたから見に来てほしい」と連絡があり、見にいくと見事に外れていました。
雪が原因での外れなので、火災保険で補修費がでます。強風や雪などで屋根が傷んだら火災保険を使える事が、
あまり知られていません。
なので、OB様に説明させていただき、ついでに屋根部分も強風などで傷んでないか確認させていただきました。
まずは、下屋根(1階部分)です。
これは、凍て割れになり。火災保険では、経年劣化としてみなされることが多いので、
残念ながら適用される確率は、低いです。
なぜ瓦が凍てると割れるのかというと、瓦は土を高い温度で焼いた屋根材です。
気温が下がると瓦内部に浸透した水分が凍り、気温が上がると水分が溶けます。
その水分が蒸発する前にまた気温が下がって凍る。この凍る溶けるの繰り返しによって瓦に浸透した
水分の体積が膨張縮小します。それによって瓦が割れてしまうことがあります。
写真ではのし瓦ずれて外れてます。これは、火災保険に適用される可能性が高いです。
次回は、大屋根部分の現場調査致します。