リフォームして子供部屋を作る時のポイント
北向きの子供部屋ってあり?過ごしやすい子供部屋を作る3つのポイント
家の中の部屋が全部南向きだといいな♪そう思う人も多いはずです。しかし現実的にはそんな間取りの家はまずありません。そうなるとやはり優先されるのは、家族全員が集うスペースとして使うリビングになり、個室の優先順位は低くなってしまいますよね。
子供部屋もできれば南向きに作ってあげたいけれど、周囲の環境や立地でどうしても北向きにせざるを得ない!
そんな時に少しでも子供のために、快適で心地よい部屋にしてあげるにはどうしたら良いでしょう。
ポイントとしては欠点をメリットに変えることです。
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1.北向きの部屋は冷たい
冬は不便かもしれませんが、夏は涼しくすごしやすいメリットがあります。暖房器具や断熱窓などを充実させ、落ち着いて生活できる環境を整えてあげましょう。部屋でじっくり過ごすには向いています。
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2.北向きの部屋は日光が入りづらい
南向きのリビングと連続した場所に作ることで、開ければ採光ができるようにします。リビングと連続した空間にすることで、子供とのコミュニケーションもとりやすくなります。
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3.北向きの部屋は暗くなりがち
大きな窓を作り日光を入れやすくしてはいかがでしょうか?天窓を作ってもお洒落ですよね。開放感にもつながって意外と部屋にいるのが楽しくなるかもしれません。
北向きの部屋は敬遠されがちですが、設備次第では十分快適に過ごせる部屋になります。リフォームの際の、腕の見せ所ともいえるでしょう。
子供の想像力を育むならば、子供部屋は子供の好きにさせよう!
子供部屋は子供にとっては初めてもらえる自分だけの空間。いわば小さな自分の城であり、それだけに自由に使いたいと思うものです。
でも親としては、部屋にこもりっきりになっても困るし、ちゃんと勉強しているか気になる。でも自立心も養わせたいなど、色々考えてしまうものです。
その結果作り置きの机や棚、ベッドなどをたくさん置いてしまい子供の自由度や発想力を奪ってしまうことになっていませんか?
子供部屋を作るにあたって気をつける点
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せっかくの子供部屋なのですから、ある程度子供の自由にさせることでこそ、想像力も養うことができるのです。
可能ならば出来るだけ物を置かずに最小限のポールや棚板のみにして、あとは子どもが思うようにさせてみてはどうでしょうか?
初めて自分の創意を活かせる空間として、思いもがけない行動に出ることもあるかもしれませんし、またそれも子どもの成長を感じ取れる瞬間です。兄弟姉妹で共有するような部屋ならば、もはやそこは小さな社会が形成される場所とも言えます。二人でどうやって空間を活かしていくのか、親としてはじっくりと見守ってあげましょう。
子どもを伸ばすのか、萎縮させてしまうのかはまさに親次第。親としてあなたの手腕が問われるシーンかもしれません。