住宅ローンについてご紹介します!
住宅ローンを賢く返済する方法
住宅ローンは返済方法や金利の種類で使い勝手が大きく異なります。返済方法は、毎月返済する元金と金利の合計が一定になる『元利均等返済』と元金を毎月均等額返済する『元金均等返済』があります。『元金均等返済』は元金が早く減るので結果的に返済額も少なくなります。返済額は返済が進むにつれて少なくなります。しかし返済開始当初の返済額が最も高いため、当初の返済負担が重く、借入時に必要な収入も高くなります。『元利均等返済』は毎月の返済額が一定なので、家計のやりくりを考える際に便利です。 また、元金均等返済に比べて返済開始当初の返済額を少なくすることができます。しかし、同じ借入期間の場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなり、借入金残高の減り方が遅くなります。
ローン選びのポイント
住宅ローンには、公的金融機関が融資する公的住宅ローンと、民間金融機関融資する民間住宅ローンがあります。最近では『フラット35』や一定期間は固定金利が適用され、そのあとに固定金利と変動金利を再選択できる固定金利選択型ローンが登場しています。フラット35の固定金利や同じ銀行の全期間固定金利より安い場合もあるので、繰り上げ返済の見込みがある場合には有利になる可能性があります。
フラット35の融資を受けるためには、住宅金融支援機構の定める条件に適合する必要があります。たとえば、住宅面積は70㎡以上、新築住宅の場合には基礎の地面からの高さが40センチ以上など条件があります。また、申し込み者の条件は、申請日現在で原則70歳未満であり、自分で所有して住居する住宅を建てる人で、借入る人の年収が400万円未満の場合は年間返済額が年収の30%以下、年収400万以上の場合は年収の35%になる金額までしか借入られません。