家事動線からキッチンを考える!キッチンとダイニングのつながり方!作業しやすいキッチンとは?
家事動線からキッチンを考える
ひと昔までキッチンは裏方であり、家の北側に配置されていることが当たり前でした。
最近ではそのような感覚は薄れ、リビングやダイニングとつながった、
開放的なキッチンが増えています。
家族の会話はキッチンやダイニングが中心ということも少なくありません。
配膳の動線やキッチン・ダイニングそれぞれかたの見え方も考えて関係を作るとよいでしょう。
また、キッチンはダイニングだけでなく、ほかの場所とのつながりも、家事を効率よく行える
位置関係であることが重要です。
上記の図面はキッチンからの動線が充実している一例です。
キッチンを行き止まりにせず、廊下やほかのスペースに通りゆけできるように
しておくのも手です。
一般的にキッチンの近くにあると便利なのは、洗面室・脱衣室・浴室・勝手口
サービスヤード・物干し場・玄関など・・・
図はキッチンからの裏まわり動線が充実した間取りです。
リビングを通らずに玄関へ行くこともできます。
キッチンとダイニングのつながり方
暮らしの中で、『食』がどのような位置を占めるかを考えることで、
おのずとキッチンとダイニングの位置や広さ、
リビングとの関係が見えてきます。
食事に時間をかけ、家族の会話や団らんが主に食卓で行われているなら、
リビングよりもキッチン・ダイニングに面積をさくことをおすすめします。
対面キッチンとダイニング
作る人が孤立せず、家族への目配りができ、手元の汚れたものなどを隠せるのが利点です。
通り抜け可能にしておくとさらに便利です。
独立型キッチンとダイニング
キッチンには生ごみ、油、煙、水はね、においがつきものです。
調理や後片付けの場とは一線を画して、落ち着いた食事場を確保した間取りとなります。
作業しやすいキッチンの広さとは
作業しやすいキッチンの広さや寸法について説明します。
キッチンは、シンクやコンロがある側と、作業台や収納棚がある側に分かれますが、
両者の距離は少なくとも80センチはみておきたいです。
2人以上が同時に作業するには110センチあるとよいでしょう。
それ以上は使いづらいです。