我が家のキッチンなんとなく使いづらい気がする・・・作業がしやすいレイアウトになっていますか?
キッチンのレイアウトによって、使い勝手がよくなったり、悪くなったりします。
どんなところに注意すればよいか
基本的なことを知っておきましょう!
『ワークトライアングル』って何?
無駄な動きが多くて疲れる・・・
こんな時は動線が悪いのかもしれません。
キッチンにはシンク・コンロ・冷蔵庫が不可欠です。
『ワークトライアングル』とはこの3つを結んだ線。
一般に、この3辺の和が3.6~6.6mになるよに
配置すると効率的といわれています。
でも、数値より実際の使い勝手を重視しましょう。
冷蔵庫はシンクのそばに。
シンクとコンロの距離は、両手を左右に広げて、
手先がシンクとコンロにゆったり届くぐらいに。
身長160cmなら約90cm。
これなら作業スペースも確保できて、無駄にカニ歩きをしなくて済みます。
調理のためのカウンタースペースはどのくらい必要?
調理しながら一番イライラするのは、
調理スペースが狭いことではないでしょうか?
まな板を置いて切る、切った野菜をボールに入れて置く、
火からおろしたお鍋を置く、
お皿を並べるなど、シンクとコンロの間の
カウンタースペースは、調理の主戦場ともいうべき存在。
ここが狭いと、せっかくの腕も活かしきれません。
最低でも60cm、できれば90cmぐらいあるとうれしいですね!
また、コンロと壁の間にも余裕がほしいところ。
火からおろした鍋を置いたりするので、
30cmくらいあると便利です。
あるととても便利なシンク横のスペース
冷蔵庫から取り出した、食材をどこにおいていますか?
シンクとコンロの間の調理スペースに置く方が
多いようですが、
これでは肝心の調理作業がしにくくなってしまいます。
こんあ悩みを解決するには、シンクと冷蔵庫の間に、
もう1カ所適当なカウンタースペースを
設けるといいでしょう。
できれば、50cmから60cmぐらいとれるといいですね。
ここに野菜や肉などの食材を置くようにすると
調理スペースをしっかり確保できます!
シンクのサイズは80cmが標準
シンクの横幅サイズは80cmが標準です。
2人で料理するなら、90~100cmはあった方が
便利かもしれませんが、あまりシンクを広くすると
その分、作業スペースが狭くなってしまいます。
バランスを考えながら作った方がいいでしょう。
とくに食洗機を使うご家庭なら
それほど広くとらなくても大丈夫です。
奥行のサイズにも注意が必要です。
70cm以上あると、水栓に手が届きにくくなって
腰痛につながることもあります。