リビングづくりは『窓』も含めて考える~自然光や風・景色を室内に取り込むのは窓にしかできないこと~
リビングをつくる場所が決まったら、いよいよ具体的な間取りプランです。
広さ、デザイン、出入り口、造作の家具や収納・・・と
イメージがふくらんでいくものです。
このとき忘れてはいけない重要なポイントは『窓』です。
自然光や風、景色を室内に取り込むのは窓にしかできないこと。
リビングなら『明るく開放的で気持ちいい空間』を求める人が多いと思います。
窓こそが重要な構造物になるわけです。
そして構造物である以上、後から簡単には変更できません。
一度間取りが決まってから窓の数や大きさを変えることは、
建物の強度にも関わってきてしまうのです。
『間取りは窓・サッシを含めて考えること』
リビングはもちろん、住まいづくりの鉄則といえますね!
『勝負窓』は慎重に考え後悔のないように
多くの人が大きな窓のあるリビングにあこがれを抱いています。
大きな窓は、リビングを明るくするだけでなく、
外と内が一体化したような、開放的で心地よい空間づくりには
かかせません。まさに、リビングに設置する窓はそのもののシンボルです。
勝負服ならぬ勝負窓といってもよいでしょう。
思い切りこだわって心地いいリビングをかなえましょう。
ここで注意したいのが、プライバシーの問題。
大きな窓を設けても、リビングが隣家や通りに面していて、
常時カーテンやブラインドを閉めた『開かずの窓』
になってしまっては意味がありません。
勝負窓は窓単体で考えるのではなく、
当初からエクステリアとセットで考えたり、
思い切ってリビングを上階に配置するといった決断も必要です。