京都市上京区T様邸外壁・屋根塗装工事!~築10年以上の方は水漏れの前に早めの施工をおすすめします!~
京都市上京区T様邸の外壁・屋根塗装工事が始まりましたのでご紹介します!
塗装工事といってもただ塗料を塗ればいいというものではありません。
お住まいの建物の下地、外壁材の劣化状況、
材質等を調査・判断したうえで最も適したメンテナンスをほどこし、
建物の寿命を延ばすことを目的としています。
調査・判断したうえで、塗装ではメンテナンスできない場合もあります。
今回も現場調査をしっかりと行い、外壁・屋根の塗装工事ということで
判断し、工事を進めていきます!
まずは屋根塗装をご紹介します!
屋根材はカラーベストでした。
色あせし、汚れもついています。
しかし、カラーベスト自体が割れたり、反ったりしている状態ではないので、
塗装工事ということで判断しました!
いよいよ工事に入ります!まずは洗浄からです。
まずは高圧ジェットで水洗いします。
続いて、オリバークリーナーという洗浄剤を水に混ぜて洗浄します。
最後にもう一度水洗いを行います。
これで洗浄工事は完了です!
サンコウホームでは洗浄の際は3工程で行っています。
水洗い⇒オリバークリーナで洗浄⇒水洗い
正直なかなかの手間です!(笑)
しかし、この洗浄の工程は塗装工事を始める前の
とっても重要な工事なんです!
この洗浄の工事で手を抜いてしまうと、のちのちの塗料の
耐久性に関わってくると考えています。
例えば、シールを汚れたものの上にはったとします。
密着が弱く、すぐに剥がれてきませんか?
塗装もこれと同様に、汚れたままの屋根にどれだけいい塗料を塗っても
つきが悪かったり、何年後かの剥がれの原因になることもあります。
塗料の性能を高めてあげるためにもしっかり洗浄することが大切なんです!
また、オリバークリーナという洗浄材を使うのは、水では落としきれない
汚れがあるからなんです。例えば・・・
化粧を落とすとき、クリーナを使いませんか?
お皿を洗う時、洗剤を使いませんか?
これらと同様です!屋根材はオリバークリーナを使い、
水だけでは落としきれない汚れもしっかりと洗浄するんです!
さて続いては塗装をする前に『タスペーサー』という縁切り部材を取付けます。
この『タスペーサー』ですがかなり重要な役割をもっています。
スレート屋根の瓦の上下の重なり部分に隙間を作り、
雨水の逃げ道を作ってあげるのです!
この縁切りでしっかり隙間を確保しなかったり、
塗料で屋根の隙間が全て埋まった状態の場合、
雨水が行き場を失って、釘穴から瓦の下に侵入して、
下地を傷めてしまい、最終的には雨漏りの原因となることも・・・
屋根の塗装をするときは、「タスペーサー」を使って、
しっかり縁切りを行い、雨水から屋根を守ります!
さていよいよ塗装工事の始まりです!
下塗りを行います!
続いて上塗り。
完了しました!
塗料はスーパームキコートルーフを使用しました!
紫外線・熱に対して劣化しにくい強い特徴をもっており、
シリコン塗料の中でも万能と言われています。
ひび割れが起きにくく、長期に渡って保護してくれる燃えにくい塗料で、
耐候年数は15年~20年です。
次回は外壁塗装の模様をお伝えします!
お楽しみに!