壁の汚れや変色について│新入社員大西のほのぼの日誌vol.12 京都のリフォーム会社│株式会社サンコウホ
おはようございます。大西です(^^)/
前回は、窓リフォームのにカバー工法について書きましたが
今回は、壁の変色や汚れについての原因と落とし方について書いて言おうと思います。
壁の汚れの種類は様々、汚れによって掃除の仕方が違います。
壁の汚れを落とすにはまずどんな汚れが付いているのかを確認することが必要です。
簡単に落とせるものもあれば、適切な方法で落とさなければかえって汚れを広げてしまう場合もあります。
・手垢やヤニ
壁の変色を起こす主な要因は手垢やヤニ、たばこです。
手垢は、壁のコーナー部分や玄関・廊下につきやすい汚れで比較的簡単に落とすことができます。
ヤニ喫煙者が過ごす廻りの壁や喫煙する部屋全体が黄ばみ変色してしまう汚れです。
【手順】洗剤をスプレーして吹き付けて、メラニンスポンジ等でこすり乾拭きをする
水で落とす洗剤は、住宅用アルカリ洗剤や水で薄めた重曹、水で薄めたセスキ炭酸ソーダ水など
・油じみ、油性の黄ばみ
油を含んだ汚れは、油汚れを落とす効果がある食器洗い用洗剤を使ってきれいに落とすことができます。
【手順】洗剤を入れた水で汚れを拭く(頑固汚れはキッチンペーパーなどで汚れに張り付けておく)
水拭きして洗剤を含んだ水を拭いて乾拭きする
洗剤は、食器洗い洗剤以外でもアルカリ性の洗剤なら、住宅用洗剤や重曹でもきれいにすることができる
・カビ
壁にカビが出来ていた場合早い段階で表面にあるくらいならば、拭き掃除できれいになります。
しかし、時間が経ってカビが壁内に入り込んでいる場合は、
表面がきれいにできても壁の奥まではきれいにできません。
白い壁なら漂白剤を使ってきれいにできます
【手順】表面の埃を落として水拭きでおごれをとります。
塩素系漂白剤を汚れに塗って水拭きして乾拭きする
漂白剤は、壁の色まで落としてしまう事がありますので色落ちしてないか確認してから使いましょう。
◎クロスの素材別掃除方法
・ビニールクロス
表目が水に強いポリ塩化ビニルという素材でできています。
掃除方法は、表面が水に強いので、水と洗剤を使用して汚れを落とすことができます。
住宅用洗剤や重曹水、クリーム系のクレンザーを使用
白い壁なら、塩素系漂白剤を使ってきれいにできます。
軽い汚れの場合、メラニンスポンジだけできれいになる場合もあります。
・紙製クロス
紙製クロスは、紙でできているので汚れが取れにくいです。
掃除方法は、まず表面のほこりをはたきやハンディモップ等で落としていきます。
その後、手垢や鉛筆類の汚れは消しゴムを使ってきれいにしていきます。
表面が紙でできているため水に濡らしてしまうとしみになります。洗剤類も使用できません。
また表面を強くこすると表面が破けてしまう事もありますので注意して掃除しましょう。
・織物クロス
織物クロスは、布でできています。表面に繊維状の凹凸があるのが特徴です。
表面に凹凸があるため、埃が付きやすいです。
掃除方法は、表面のほこりをはたきやハンディモップ等で落としていきます。
または、掃除機のヘッドを柔らかいブラシ状のものに交換して優しく掃除機をかけます。
その後、乾拭きをして仕上げます。
汚れが目立つ場合は、消しゴムで優しく消すか、お湯を固く絞った雑巾に中性洗剤をつけて
軽く上からポンポンと叩いて落とします。
布クロスも、液体がしみこみやすい為、水や洗剤を使用すると表面の布の部分が浮いてしまったり
輪しみができてしまう可能性もあるので。
液体を使う掃除では、目立たない場所で確認してから行うようにしましょう。
・無機質系壁紙(珪藻土壁紙)
珪藻土壁紙も水を吸い込む性質があるため、水拭きや洗剤を使用した掃除は向いていません。
掃除方法は、表面についている埃を落として、汚れは消しゴムで優しくこすって落としていきます。
目立つ汚れは、固く絞ったきれいな布で、上から汚れをたたくように落としていきます。
こすらないように注意しましょう。
以上が壁紙の汚れの原因と掃除方法について書きました。
掃除をしてもなかなか落ちない、強くこすってしまい表面が破れてしまったりした場合は
リフォームを検討してみてもいいと思います。