子供の暮らしはこう変わる~お子様の成長に合わせた間取り~
子どもが小さい頃というのは親が付ききっきりなので、
子どもを1人にするということが無いですが、大きくなるにつれて、
自立心が芽生え、親と過ごす時間も少しずつ減っていくようになります。
このように子どもが成長するにつれて、親と子どもとの関わり方が変わっていく為、
使いやすい間取りというのも変わっていきます。
本日は乳児期、幼児期、学童期に焦点を当てて使いやすい間取りをご紹介したいと思います!
- 乳児期〜一日のほとんどをリビングで過ごす時期〜
- 幼児期〜リビングに物が散乱する時期〜
- 学童期〜子供部屋とリビングを使い分ける時期〜
乳児期 一日のほとんどをリビングで過ごす・・・
乳児期は一日のほとんどをリビングで親と一緒に過ごすことが多いと思います。
動き回ることはないですが、それでもきちんと見ておかないと何が起こるか分かりません!
家の中の事故には十分注意する必要があります。
私も小さい我が子をソファに寝かせて、見ていない間にゴロン・・・といった経験もしました(´;ω;`)
そんなことになっては困りますので、可能な限り、
キッチンから見える位置に多目的ルームや隣接した和室があるといいですね。
そしてこの時期は、リビングで必要になる物が多い!!!
衣類を寝室とリビングに分けておくのは効率が悪いので
リビング横の多目的ルームなどにまとめておくと効率がよくなります。
キッチン横に畳スペースを設置。キッチンには小窓がついているので、
畳スペースいるお子様の様子をいつでも伺うことができます。
このようにリビングやキッチンと隣接したスペースがあれば
非常に効率よく乳児期を過ごすことができます。
2.5帖の和室ですが、このスペースにおむつや、衣類をまとめておいたらいいですよね!
また乳児期は寝ている時間がほとんどです。
お昼寝しているときにテレビの光や音が邪魔になってはいけません。
大人だってうるさいところだと寝苦しいですよね!
リビングと隣接しているけれど仕切りなどがあれば安心してお昼寝できると思います。
幼児期〜リビングに物が散乱する時期〜
行動が活発になる3〜5歳は、遊びだけでなく学習にも積極的に取り組む時期です。
そのため、間取りには自由に遊べるプレイエリアや学習スペースを確保することをおすすめします。
おもちゃや本、落書き帳など、子どもが自分で取り出し片付ける習慣を促す
壁面収納や引き出しを設置しておくのがおすすめです。
親が口を出さなくても、子どもの自立心や責任感を育てることができます。
2階中央のマルチスペース。
この時期は子ども達のプレイルームとして使います。
ここで遊んでおもちゃなどをちらかしても1階からは見え難く、
急なお客様が見えてもお母さんは慌てる事はありません。
1階キッチンいるお母さんは、吹き抜けを介して2階の気配を感じられるため安心です。
学童期〜子供部屋とリビングを使い分ける時期〜
子どもは二人ともまだ小さいので、個室を与えず、
洋室1を二人がいっしょに寝る就寝スペースとして活用します。
子供が小さいときは一部屋として活用し、大きくなった時に部屋を仕切れるよう、
入口は2箇所設置しておき、壁や天井に下地を入れておく。
そうすれば好きなタイミングで簡単に1部屋を2部屋にすることができます。
個室では就寝のみ。勉強や遊びはマルチルームやリビングで仲良く行います。
それぞれが個室にこもるのではなく、
吹き抜けを介し1階や主寝室から気配の感じられるマルチルームで、
兄弟姉妹がいっしょに勉強やお絵描きを行なうStage2と同様の使い方です。
またリビングにワークスペースがあれば、
パパ、ママの目の届く場所で勉強することができます!
こちらのリビングに設置したワークスペースはお子様だけでなく、
家族みんなで使うことができます。
パパのワークスペース。
ママの趣味を楽しむスペースなど
まとめ
子どもが成長するにつれて、使いやすい間取りというのも変わっていきます。
その時々で間取り変更のリフォームを・・・となると無理がありますが、
その時に、どのような使い方をしたいか、イメージしておくと良いでしょう。
それによってリフォームの可能性の枠が広がり、
いつの場合でも、より快適で暮らしやすい生活が実現すると言えます。