京都市右京区T様邸 新築工事~内部造作~Vol.5
棟上げが終わり内部造作がスタートしているT様邸の様子をご紹介していきます。
筋交いを金具で固定し、間柱を入れていきます。
外壁が出来るまではブルーシートが外壁代わりです。
外壁の下地が出来たら、サッシの取り付けです。
お施主様が現場に来られましたので、営業西垣の仕切りで職人さんの紹介とご挨拶をさせて頂きました。
こちらはバルコニー部分にFRP防水を施しております。
FRP防水は耐熱・耐候性も高く、船舶・施設屋上・学校のプールなどによく見られる工法です。
塗装の様にローラーで塗っていくので多様な形や広さに対応できます。
内部工事はとうとうJIO(第三者検査機構)の中間検査を受けられるところまで進みました。
自社だけでの見解ではなく第三者の目でもきちんとチェックしてもらっております。
続きまして、役所の中間検査です。どちらも無事に合格
外部には外壁の下地になるアスファルトフェルトが貼られております。
T様邸の外壁はサイディングではなく、モルタル壁で仕上げる予定です。
屋根も新築では珍しく本瓦を乗せる予定です。T様邸は京都でも有名な観光地。
風致地区の規定で住宅の屋根は瓦じゃないとダメという建築条件なのです。
京都ならではの景観を考えた条例であり、“和”の外観はやはり美しいです。
耐震面でスレート、板金など軽量な屋根材の施工が多くなっておりますが、
瓦屋根の家が無くなるのはさびしいです。条例のしばりとはいえ、京都の建築業者としては
やはり京都らしい家のオーダーもありがたく、やりがいのあるものです。
T様邸の純和風家屋の完成が楽しみですね~。