京都市伏見区I様邸 全面リフォーム Vol.3
I様邸前回ブログから1か月が経過してしまいました。。。。
前回の続きからご紹介してまいります。
2階の床(1階の天井)下地が完成したので、断熱材を仕込んでいきます。
壁面にも同様に断熱材をいれていきます。
浴室まわりにもしっかりと断熱材。
断熱材を入れたらふたをするように、石膏ボードやコンパネをはっていきます。
下地の仕上げに石膏ボードのところとコンパネのところがあるのはなぜ?
と思われたことありませんか?私はなぜ?と思ったので以前、大工さんに聞きました。
価格 : 石膏ボード < コンパネ
施工性 : 石膏ボード > コンパネ
耐火性 : 石膏ボード > コンパネ
遮音性 : 石膏ボード > コンパネ ※厚みによる
強度 : 石膏ボード < コンパネ
一般的な厚み、素材で比較すると上記の内容の様です。
全ての仕上げをコンパネにするとコストが上がるので弊社ではクローゼットや棚、
造作家具(造り付け家具)などを設ける場所には釘が打てるコンパネで仕上げ、
その他間仕切り壁などは石膏ボードで仕上げます。
石膏ボードは水に弱いので浴室・トイレにはコンパネを使用します。
では施工中の写真で下地の仕上げを確認していきましょう。
こちらはトイレです。収納棚より下はコンパネ、上部はボードで仕上げられています。
吊戸棚の設置がある場合は上までコンパネで仕上げるそうです。
浴室はすでに組立がはじまっておりました。。。
こちらはキッチンです。コンパネが貼られているのは吊戸、システムキッチンの設置に
ビスを打つのでコンパネの下地が必要になります。防火性を考慮し、コンパネの上に
ボードを貼ってさらにキッチンパネルを貼るというのが一般的な方法の様です。
窓の上部がコンパネで仕上げられているのはカーテンレールを取り付けるのに
ビスを打つからその部分だけコンパネで仕上げてあるんですね。
今回は内装の下地の違いも含めてご紹介していきました。
今はしないけど将来的に棚が欲しいかも・・・と思っている箇所があれば、
「この部分の下地はコンパネで仕上げといて」と言っておくといいですね。
次回はいよいよクロス工事の様子をご紹介していきます。
クロス工事が終われば完成間近です。お楽しみに~