家をリフォームするならコミュニケーションを取りやすいリビング・キッチンに
家族の年齢によって、程よい距離感を保てる家にしましょう
家族がみんな一緒に過ごす空間といえば食事をしたり、テレビを見たりするリビングやダイニングです。
しかしずっと一緒の部屋にいると家族といえども、なんとなく息苦しくなることもあるかもしれません。
そこで家族の年齢構成によってリビングの構造にも気を配ってみてはいかがでしょうか。
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子供の成長に伴って距離感が取れるように
子供が小さいうちは一緒にリビングで遊んだり、絵本を読み聞かせたりしてあげることもあるでしょう。
しかし小学生、そして高学年にもなってくると自我が確立され親と一緒にいたいとは思わなくなるものです。
しかしそこで個室にだけ閉じこもってしまうと、家族内のコミュニケーションが図れなくなってしまいます。
子供がある程度個の空間で居心地の良さを感じながらもリビングにいられるように、リビングに壁代わりにもなる飾り棚などを置いてみて、テレビや趣味を一緒に楽しめるようにしてみてもいいかもしれません。
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大人同士が同居するならばプライベートな空間が必要
夫婦二人のみ、また子供が独立し自分の両親や義両親と一緒に住むなど、家の中が大人ばかりであるのならば、過度の干渉をしなくて済むように、個々の時間や空間を確保できるようにすることが、トラブルを避けるコツにもなります。
リビングやダイニングの一角に作業代替わりの机や書斎スペースを作れば、限られた空間の中でそれぞれプライベートを確保しやすくなります。
誰にとっても居心地のいい空間を作るのは難しいものですが、互いに尊重するということを念頭に置いて、それぞれの専用スペースを作ってあげましょうね。
料理は家族のコミュニケーションとしても重要
毎日の食事は単なる栄養分の摂取だけではなく、精神面での健康の維持、そして家族内のコミュニケーションを図ると意味でも大きな役割を持ちます。
家庭内で家族のつながりを強くするために、キッチンをどうしていけばいいのかを、ここではご紹介しますね。
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キッチンのレイアウト一つでも雰囲気は変わる
従来の壁に向かって調理をするキッチンは会話が生まれにくいものでした。しかし最近増えている対面キッチンならば、料理をしながら家族の様子を見ることができ、また会話もしやすくなっています。
小さなお子さんがいるご家庭にとってもありがたいものですよね。
また二人並んで調理ができる広さ、レイアウトもお子さん、そして夫婦で一緒に料理を作る時間を楽しめます。こういったレイアウトに作り変えるだけで、家族の会話がぐっと増えるでしょう。
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子供も使うだけに安全性にも配慮を
キッチンは日を使いますし、刃物もたくさんおいてあります。お子さんと一緒の時間を過ごすのであれば、そういった安全性にも気を配る必要があるでしょう。
IHクッキングヒーターならば火を使わないので、安全に調理ができますし、刃物が入っている扉はロックをかけられるものにしましょう。また高いところに陶器やガラスの容器を置くと、落として壊れる危険性もあります。
お子さんと調理をするのでしたら、低い位置に細かく分類して収納できるようなキッチンの構造がおすすめです♪