お風呂リフォームで暮らしが変わる②~出入りがラクラク安心して入れるお風呂~
バスルームの床はぬれると滑りやすく、浴槽をまたぐのがちょっと怖いと方もいらっしゃるのでないでしょうか?湯船に入るとき、片足をあげると体が不安定になります。15年以上前のお風呂では一般的に深い浴槽が多く、そのため床からの浴槽のの縁までが高くなり、だいたい60センチほどありました。
現在のユニットバスは誰でもはいりやすいようにまたぎ部分は45センチ程度になっています。これなら湯船に入るときに高く足を上げなくても大丈夫です。無理な姿勢や不安定な大勢からの転倒といった、事故やけがの防止にもつながります。
また、現在のユニットバスは座ってから湯船につかれる移乗スペースという工夫もあります。浴槽の縁の部分に幅を持たせて、移乗スペースとして活用しています。
浴槽に入るときまずは、この移乗スペースに座ります。そこから体を湯船側に移動させ、足から湯船にいれていきます。座ったままの姿勢で湯船にはいることができつので安心です。
さらに動きを助ける使いやすい手摺も便利です。手摺があるとなしでは大違いです!浴室内での立ち座りや、移動するとき、すっと手を伸ばした位置に体をさせてくれる手摺があれば体の負担をぐっと軽くしてくれます。手摺の取付位置は使用する人の体格や身長に合わせて位置決めすることが大切です。入浴中の動きを考えながら、適した位置を決めていきます。手摺にはI型やL型もありますので、利用する人の使い勝手を考えながら取付しましょう!