今どきリビングは『家族団らん』だけの場所ではない!~多目的化するリビング~
自分たちらしい住まいを考えるとき、
最も重要な空間といえるのがリビングです。
家族がふだん一番長くいる場所にして、
来客をもてなす空間にもなるリビングは住まいの『顔』です。
家づくりは、まずはリビングから考えるというのは
理にかなっているといえますね!
ではどんなリビングが『いいリビング』なのでしょうか?
『そもそもリビングって何をするところ?』だと思いますか?
まず挙がるのが『家族団らんの場所』というイメージですよね。
家族で映画を見たり。家族が一緒にくつろげる空間であることは
重要な要素のひとつです。
しかし、実際には『家族で同時に1つのことをする』という家庭は
多くありません。家族それそれが違うことをしている時間がほとんどです。
そのため、現在はリビングを多目的なスペースとして
活用する家族が増えています。
例えば、小さな子供がいれば毎日の遊びのスペースに、
ペットがいればペットの定位置になるのもリビングです。
さたに趣味の活動、子供の工作や勉強といった集中を要する作業も、
広く開放的なリビングの方が気分よくはかどるという人もいます。
エクササイズをしたり、リモートワークが導入されて、
平日の午前中はリビングで仕事を片付ける・・・
なんていうシーンもあるかもしれません。
家族のニーズは少しずつ変わっていくものです。
目的ごとに部屋を作るより、リビングをマルチなスペースとして
考えたほうが長い目で見ても正解になるはずです。
『なんだかんだいって、うちはいつもみんなリビングに集まっている』
すてきな家は『いいリビング』が中心になるのかもしれません。
自分たち家族がそれぞれにしたいこと、しそうなこと、
そんな未来図を考えるところから始めてみてください。